動物以外にも...


こんにちは。
だんだん涼しくなり、秋を感じる季節になりましたね。

さて、今日のお話は動物ではありません。
皆さんは園内にある看板に目を向けたことがありますか?
ハズバンダリートレーニングや環境エンリッチメントなどの取り組みを積極的に発信していますが、
動物の個体紹介やイベントの告知、注意看板など、様々な場面での看板の作成にも力を入れています。

看板は、来園してくださった皆さんに『伝える』という大切な役割を担っています。

今回はクマ、ヤマアラシ、キリン、レッサーパンダの展示場前に設置している看板を紹介します。


まず、クマの展示場を見てみましょう。

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柵の近くにこのような看板があります。

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これは個体(ツッキー)の紹介看板です。
もともとは印刷したものをラミネートし、掲示していました。

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素材を紙から木に変えることで温かみを出し、それぞれのシルエットに切ることで
より目を引く看板に仕上げました。
この看板は、胸のところの”月の輪”模様がポイントです。

さて、少し目線を変えると、次はこのような看板が目に入ります。

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ハズバンダリートレーニング…。
なかなか聞きなれない言葉で、難しく考えてしまう方も多いのではないでしょうか?
そんなトレーニングについてわかりやすく解説をしているのがこの看板です。
難しい言葉はなく、イラスト付きで簡単に紹介しています。
この”ハズバンダリートレーニング看板”はクマの他に、ライオンとキリン前にも設置されています。


では次に、ヤマアラシの展示場へ行ってみましょう。

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個体の紹介看板の他に、このような看板がついています。

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実はヤマアラシの展示場前では、よく『ハリネズミだー!』という声を聞きます。
ヤマアラシとハリネズミは、どちらも体に硬い毛が生えていますが全く別の生き物です。
動物のことを正しく知ってもらえるように、このような看板を設置しています。

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手すりのところにはヤマアラシの毛を展示しています。

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実際に触って、どれくらい固いのかを、是非確かめてみてください。

このように、園内にはまだまだたくさんの看板を設置しています。
少し長くなりましたので、残りのキリンとレッサーパンダの看板は来週紹介します。
是非ご覧ください。


担当 うめざき

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# by omutazoo | 2017-09-22 17:02 | Trackback | Comments(0)

9月の第3土曜日は『国際レッサーパンダDAY』!
野生で絶滅の危機に追い込まれているレッサーパンダについて考える日になっており、世界中でイベントが行われています。
大牟田市動物園では、レッサーパンダについて楽しく学んでもらうため、紙人形劇を行います。

9月16日(土)に予定していましたが、雨天のため延期しました。
今年の『国際レッサーパンダDAY』のイベントは9月23日(土・祝)の13時30分からレッサーパンダ舎の前で行います。
一緒にレッサーパンダのためにできることを考えてみませんか?

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担当 まつお


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# by omutazoo | 2017-09-17 14:43 | イベント | Trackback | Comments(0)
夏がすぎ、大分涼しくまってきましたね!
暑い日にはウサギの運動をおやすみし、クーラーの効いた部屋にいたので見ることができませんでした。
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最近では、開園直後や曇りの日に外に出ていることがあります。
もう少ししたら1日中外に出ていることも多くなるので、また会いにきてください。
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ふれあい担当  のだ

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# by omutazoo | 2017-09-13 17:52 | Trackback | Comments(0)
※今回のブログでは、シカの死体の写真が出てきます。
あらかじめご了承の上ご覧ください。

こんにちは!
ライオン班のばんです。
今日のブログはちょっと長め。
ですが、大切なことを書いたので、読んでくれたら嬉しいです。

さて、ライオンたちにシカの骨を与えたブログはもうご覧になりましたか?
(まだの方はこちら↓「ライオンたちとシカの骨」)
http://omutazoo.exblog.jp/26914168/

ライオンたちに骨をあげたのは、害獣として駆除されたヤクシカの命をできる限り有効活用するための「ヤクシカZOOプロジェクト」の一環でしたね。
(ヤクニク屋さん、九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター、科学コミュニケーター 大渕希郷さんとの共同プロジェクト)
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ヤクシカZOOプロジェクトのロゴ

今回はヤクシカZOOプロジェクトの第2弾として、ライオンとトラにヤクシカを「丸ごと」あげるお話です。

動物園のライオンたちは、ほとんどの場合、狩りをすることなく食べやすいサイズの馬肉などのお肉を食べています。
栄養にも気を付けて、ビタミン剤を加えるなどしているため、栄養上の問題はまずありません。

一方、野生のライオンやトラは、獲物を探し、見つけて待ち伏せをし、襲って仕留めます。
その後、皮を剥ぎ、骨から肉を引き離し、ようやく肉にありつけます。
動物の死骸を見つけて、それを食べることもありますが、骨にこびりついた肉を剥ぎながら食べるなど、肉を探して食べることはとても大変で時間がかかります。

動物園では、途方もない時間をかけてハンターとして進化してきたライオンたちの栄養を満たすことはできても、獲物を襲うといった行動の要求を満たすことは難しく、食べやすい肉では食事の時間は一瞬で、刺激が少なすぎます。

当園では少しでもそういった要求が満たせるように、肉を隠したりして食べにくくしています。
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段ボール箱に入った餌を運ぶトラのホワイティ。

それでも、動物園で手に入る肉の種類やサイズは限られているため、本来の食事に少しでも近づけられるように、より大きくほとんど加工されていない安全な肉を探していました。

そんな中、様々なご縁でヤクシカZOOプロジェクトが立ち上がり、ヤクシカを丸ごと入手することができました!
こちらがそのヤクシカ。
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重さ約8キロのヤクシカです。
小型なので、ライオンたちの餌の量を調整しやすいというメリットもあります。

徹底的に衛生管理されたヤクニク屋さんのシカですが、皮つきでしかも生で与えるため、動物への感染症のリスクを減らすために、頭と内臓は除きしばらく冷凍させました(人が野生動物の肉を食べるときは、プロの指導に従い十分な加熱が必要です)。

視察に来ていたヤクニク屋さんの田川さんと九州大学の細谷先生、そして一般の来園者が見守る中、シカを丸ごと与える理由を説明した後、ライオンのアサヒとトラのホワイティにあげました。
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驚くことなく、勢いよくヤクシカのもとへ(ライオンのアサヒ)!

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興奮した様子でくわえたままウロウロ(トラのホワイティ)。
大きな獲物を加えて運ぶことは、顎や首の筋肉を鍛えることに繋がります。

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運んでは舐めるばかりで中々食べません。
初めてのことで食べ方がわからない?

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プールに運んで遊びだす・・・

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トラのホワイティは40分後に食べだしました。

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ライオンのアサヒは1時間半後にようやく食べだしました。

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食後のグルーミング。
いつもより念入りにしているようでした。

そんなライオンたちの姿を見ていた来園者の方々の反応は様々。
「すごい!」
「楽しそう!」
「なかなか食べないね。」

他にも、
「(シカが)かわいそう…。」
かわいそうという声は案外と少なく、説明を聞くとほとんどの方が納得されているようでした。

中には、かわいそうと言う小さな女の子に、
「〇〇ちゃんが大好きなお肉も、本当はこういう形をしているんだよ。誰かが切ってくれているんだよ。残さず食べようね。」
と優しく話しかけるお父さんの姿も。

私たちは一般の方々がどんな印象を受けるのかをとても気にしていましたが、ご理解いただける方が多く、このプロジェクトの手ごたえを感じました。
動物園でライオンたちに与えることで、害獣として駆除されたヤクシカの新たな利用、特に食用にあまり向かない小型のヤクシカの利用が期待できます。

今後もこのヤクシカZOOプロジェクトを通して、環境エンリッチメント(*)に対する理解を促したり、動物園が身近な野生動物との関係を考える場としての機能を発揮したりしていければと考えています。

ちなみに…、その後ライオンたちに与えたヤクシカはどうなったかというと、翌日にはトラのホワイティでは肢の先がちょこっとだけ、ライオンのアサヒに至っては一頭すべて食べてしまったようです(骨までしっかりと消化しました)!
初めての体験、とても良い刺激になったようです。

ライオン班 ばん


・ヤクニク屋さん ホームぺージ
http://yakunikuya.com/about/profile

・ヤクニク屋さん FaceBook
https://ja-jp.facebook.com/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AF%E5%B1%8B-516574865095622/

・九州大学決断科学プログラム ホームページ
http://ketsudan.kyushu-u.ac.jp/

・九州大学決断科学プログラム FaceBook
https://ja-jp.facebook.com/ketsudankagaku?fref=ts

・科学コミュニケータ― 大渕希郷さん ホームページ
http://www.sky.sannet.ne.jp/masato-oh/

※ 環境エンリッチメント 
飼育されている動物が心身ともによりよく生活できるように環境を豊かにするための工夫。

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# by omutazoo | 2017-09-07 17:59 | 取り組み | Trackback | Comments(1)

職員向けの!

先日の休園日に、かねてからお世話になっている大牟田生物愛好会の皆さまをお招きして職員向けの植物観察会を行いました。

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2時間半をかけて園内を1週しながら、職員は気になる植物について尋ねました。
園内の植物は動物のエサとして利用していますが、植物には有毒なものもあり、正しい知識をもっていないと危険な場合もあります。
そこで今回の観察会に至ったのです。

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教えていただいた種名を忘れないようにホワイトボードに記入し、写真を撮って記録しました。

今後、いくつかの樹木には木札を付ける予定です。

サル担当 むらくき

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# by omutazoo | 2017-09-07 13:52 | 大牟田市動物園 | Trackback | Comments(0)

動物園のスタッフ達の日常をあれやこれや、、、


by omutazoo