寒い夜には

皆さんこんにちは。
10月も中旬に入り、夜はだいぶ肌寒くなりましたね。
寒い夜は動物園のインコ達に対してもつらい物です。
コンゴウインコの「あん」とアオボウシインコの「ひょーん」は夕方には一時的にヒーターのある部屋に移動します。
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「あん」はバードケージから「ひよーん」の部屋へ
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「ひょーん」は奥の部屋へ移動です。
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朝、昼の間はいつも通りの部屋にいますが寒い日などは少し早く帰る事もあります。
この看板が出ている間はヒーターがある部屋にいるので、いつもの場所にいなくても安心してくださいね。
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記 高木

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# by omutazoo | 2017-10-16 13:51 | 動物 | Trackback | Comments(0)

秋になりました!

すっかり秋になりましたね、皆さん風邪などひいていないですか?
ところで突然ですが、皆さん、カマキリは好きですか?
僕は好きです、かっこいいでしょ、あのカマ。
先日、巡回していると茶色のハラビロカマキリにであいました。
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いつもは緑色の個体ばかりなのでちょっとテンションが上がりました。

良く道を見てみると、園内にはコカマキリやカマキリ、ヒメカマキリなんかも見かけます。
ちょっと草むらをみていませんか?

じゅういし かわせ

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# by omutazoo | 2017-10-15 14:45 | Trackback | Comments(0)

動物以外にも... part2


皆さんこんにちは。
以前、看板のお話をしたことを覚えていますか?
動物園で掲示されている看板について少しでも興味を持っていただいた方、ぜひ今回のブログもご覧ください!
前回はクマとヤマアラシの看板について紹介をしましたので、今回はキリンとレッサーパンダの看板を紹介します。
では、まずはキリンの展示場を見てみましょう。

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キリンの展示場にはいくつかの看板が設置してありますが…

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こちらの看板をご覧ください。
『フィーダーってなに?』と書かれたこの看板。
皆さんはフィーダーという言葉を聞いても、いまいちどんなものか想像しづらいと思います。
簡単にひとことで言うと、餌を入れる入れ物のことをフィーダーと言います。
ただ、このフィーダーの絵だけではどのように使われているのかイメージしづらいですよね。
しかし、この看板には…

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このような仕掛けがあります!
めくってみると、実際にキリンがフィーダーを使っている写真と一緒に、わかりやすい解説がついています。
野生で暮らしている草食動物は、1日の大半の時間をご飯を探すために歩きます。
しかし、動物園で暮らしている動物たちは動くことのできる空間が限られています。
そんな動物たちが退屈しないように、このようなものを設置し、少しでも毎日の刺激になるように心がけています。

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では、次はレッサーパンダの展示場へ行ってみましょう。

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こちらが展示場前の写真ですが、紹介したい看板はここには写っていません。
屋内展示室の方へ行ってみると、

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このような入口があります。

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『まずこれをみて!』という言葉が目を引くこの看板。
レッサーパンダが充実した生活が送れるように、飼育員が取り組んでいることを紹介しています。
矢印につられ、中へ入ってみると…

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木の上で眠っているところや、木に登っているところ…
そんなレッサーパンダたちの動きを描いた看板と一緒に、飼育員の取り組みやレッサーパンダの生態について学ぶことができる看板がたくさんあります。

そのあとに展示場をもう一度見てみましょう。

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あの木の上で寝るのかな…、あそこの木はどうやって渡るんだろう…。
いろんな妄想が膨らむと思います。
ぜひじっくり、レッサーパンダたちを観察してみてください。

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運が良ければ、噂のボルダリング姿が見られるかもしれませんよ。


さて、これで2回にわたってご紹介させていただいた看板のお話は終わりです。

いかがでしたか?
動物園に来園されたとき、何気なく目に入る看板。
紹介したのはほんの一部ですが、園内にはもっとたくさんの手作り感あふれる、愛情たっぷりの看板があります。
その1つ1つに、私たち飼育員の『伝えたい』という思いが込められています。
せっかく作った看板でもあまり見てもらえずに素通りされる…。
そんなことはたくさんありますが、私たちはめげません。
どうすれば見てもらえるか、立ち止まってくれるかを考え、改善していきます。

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そのために月に1回ミーティングも開いています。

皆さんが何か動物に対して疑問を持った時、必ずスタッフがそこにいて、質問に答えられるわけではありません。
そんなとき、ぜひ看板に目を向けてみてください。
皆さんの疑問に答えてくれる…かもしれません。

というわけで、これからも看板を作っていきます!



担当 うめざき

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# by omutazoo | 2017-10-09 18:39 | 動物 | Trackback | Comments(0)
もうおなじみ?のこのロゴ↓
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害獣として駆除されたヤクシカの命をできる限り有効に活用するためのヤクシカZOOプロジェクト!
前回はライオンとトラにヤクシカを「丸ごと」あげるお話でしたが、第3弾となる今回はキツネとハクビシンにヤクシカの「皮」と「肢」をあげるお話です!


きれいなシカの皮
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皮製品や、ペット用のガムに加工もされているそうです。
飲み込んだ時に喉に詰まらせる危険も考えて、ある程度の大きさ、30㎝四方に切って、あげてみました。
まずはキツネの「わらび」
恐る恐るではありましたが、すぐに近づき、くわえてうろうろ…
しばらくして、食べ始めました。
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初めは、弾力があり、なかなか噛み切れずに苦戦していましたが、それが皮のいいところでもあります。
「わらび」は前肢でしっかりと押さえ、奥歯で少しずつ小さく噛みちぎって食べています。
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刺激が少なく、退屈になりがちな、動物園での暮らし。
それを少しでも改善する取り組みの一つとして、ご飯を食べることに時間をかけてもらうということは実はとても大事なことなのです。
野生では自分で噛みちぎりながら食べるということが当たり前。そうすることで、顎や首など、様々な筋肉を鍛えられます。
また、消化できない大半の毛は糞と一緒に出て来るため、適度に毛も食べることで、お腹の調子を整えることができると言われています。
シカの肢はというと…
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以前、シカの「骨」をあげた時にはあまり興味を示さなかったので、もしかして今回も…?と少し心配でしたが、
皮と同様に、前肢でしっかりと押さえ、ガリガリ噛んでいました!
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次の日に見に行くと、なんと、完食したようでした!

ハクビシンの「ハッチ」は
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皮は、何度も噛んではみたものの沢山の毛に苦戦して、あきらめて寝てしまいました。
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肢はしばらく囓って楽しんでいるようでした。
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「わらび」はとても気に入ってくれたようなので定期的に、「ハッチ」は反応はいまいちでしたが、もう少し小さく切ってみたり、あげ方の工夫をしてみたいと思います。


ライオン班担当:さいとう

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# by omutazoo | 2017-10-04 17:35 | 動物 | Trackback | Comments(0)

数学と動物園?

こんにちは。

今日は、以前もこのブログでも取り上げた高校の授業と動物園のコラボのお話です。

皆さんもご存じ、最近大人気のレッサーパンダのボルダリング。

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この写真を見て、ふと数学のある単元との関連性に気づいた先生がいらっしゃいました。
高校生物と動物園のコラボ授業でいつもお世話になっている、熊本北高校のМ先生です。

皆さんは何の単元だか想像できますか?
正解は、

ベクトル 

です。

あの矢印には私も高校時代かなり悩まされたのですが、
今回は文系クラスでベクトルを扱う際、どのようにすれば興味を持って学べるか 
ということでМ先生に打診があったそうです。
そこで、色々考えるうちに「ボルダリング」というキーワードが出てきて、
そこでМ先生は真っ先に当園のレッサーパンダを思い浮かべたそうです(有り難い限りです)。

まず、
誰がこの壁を登るでしょう?
という問いから始まり、レッサーパンダの写真と動画が登場すると生徒たちは大喜びだったそうです。
その後に、
皆さんだったらどう登りますか?

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という問いから、グループでベクトルの概念について学んでいったそうです。そして、大変嬉しいことに、しっかりとエンリッチメントについても(何故レッサーパンダにボルダリングなのか等)言及してくださいました。

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私自身、レッサーパンダのボルダリングがこのような形で活用されるとは本当に驚きました。

そんなことはつゆ知らず、レン君やまいちゃんは今日も元気に壁を登っています。

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運が良ければ登っている姿もご覧いただけますので、皆さんも是非当園のレッサーパンダ達に会いに来てください。

じゅういし もりた

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# by omutazoo | 2017-09-30 17:31 | Trackback | Comments(0)

動物園のスタッフ達の日常をあれやこれや、、、


by omutazoo