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生き物でつなぐ大牟田の山・川・海

こんにちは!
ライオン班の伴です。

今日は8月4~6日に行われた企画展『生き物でつなぐ大牟田の山・川・海』と、講演会『水族館の人がやってくる!~大牟田の川と海のいきもののお話会~』についてのお話です。


まずは企画展『生き物でつなぐ大牟田の山・川・海』についてです。

この企画展は、地元大牟田で活動されている『世界文化遺産「三池港」と有明海を学ぶ会』(以下、学ぶ会)が主催となって企画・運営を行いました。
学ぶ会は地元の海の観察会や小学校での生き物レクチャーなどを行っている、地元愛にあふれた団体です。

どんな展示がされたかというと・・・
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沢山の水槽や虫かご!
すべて学ぶ会のスタッフが大牟田周辺で採集した生き物です。
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夏の主役「カブトムシ」!
園内で採集したものも入っています。
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解説板もすべて学ぶ会の手作り!
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大牟田市のお隣、荒尾市の魚「まじゃく(標準和名 アナジャコ)」。
この辺りではよく天ぷらにして食べられています。
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干潟のアイドル「トビハゼ」。
泥の上を飛び跳ねます。
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学ぶ会のスタッフによる熱心な解説。
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猛暑の中、300名を超える方々が来場されました。



次に講演会『水族館の人がやってくる!~大牟田の川と海のいきもののお話会~』についてです。

「動物園なのになんで水族館の人…?」と思ったそこのあなた!
大牟田市動物園のあるこの地域には、貴重な海や川の生き物が暮らしています。
そんな魅力をもっと伝えたい!

しかし、動物園の飼育員だけでは十分に伝えきれない…。
ということで水族館の方にお越しいただきました。

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講師はマリンワールド海の中道の岡村峻佑さんです。
岡村さんは長年魚類の飼育に携わり、大学院でも魚の研究をされていた魚のスペシャリストです!

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わかりやすく熱弁される岡村さん。

大牟田周辺は奇跡的に誕生した特有の地形があり、そこに適応したここにしかいない種類や、他の地域では絶滅したような希少種が沢山暮らしているのです。
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地元の方からの質問にも丁寧にお答えいただきました。

地元に暮らしていても、意外と知らない地元の生き物のことがたくさんあることに気づかされました。


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マリンワールド海の中道の岡村さん(下段中央)と『世界文化遺産「三池港」と有明海を学ぶ会』学ぶ会の皆さんと私(下段左)。


今後も地域の方々との連携を深め、身近な生き物の魅力をもっともっと発信し、守っていきたいです。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!!


ライオン班 ばん

by omutazoo | 2018-08-12 12:55 | イベント

大牟田市動物園のスタッフが、日々のさまざまなことをお伝えします!


by omutazoo