2019年 12月 25日
クリスマスのわくわく!
メリークリスマス!!
みなさんのところにはサンタさん来ましたか?
クリスマスの予定は特に何もない、さいとうです。
みなさんのところにはサンタさん来ましたか?
クリスマスの予定は特に何もない、さいとうです。
12月17、18、19の3日間、大阪で行われた動物園技術者研究会に参加し、
当園のハクビシン取り組みについて発表を行って来ました。
当園のハクビシン取り組みについて発表を行って来ました。
大きな研究会に参加するのは初めてだったので、ガチガチに緊張してしまいました…
これが私の発表した内容です。
タイトルだけ見ると、難しそうだな…となってしまうかもしれません。
ハズバンダリートレーニングを用いて、ハクビシンの「ハッチ」から
採血を行ったことについて発表しました。
ハッチにこのような体制を取ってもらい、採血を行います。
ハクビシンは、柔軟性があり、非常に狭い隙間にも入ることができるため
ハクビシンは、柔軟性があり、非常に狭い隙間にも入ることができるため
ハッチはプラスチックネットの中に上手に入ってくれます。
ハズバンダリートレーニングを用いることにより、無理矢理ではなく、
ハズバンダリートレーニングを用いることにより、無理矢理ではなく、
動物に協力してもらいながら行うことができ、動物にかかる負担が
より少なく、また、獣医も安全に採血をすることができます。
え…?動物にかかる負担、本当に少ないの…?
そこで、九州大学の方々との共同研究で、科学的な評価を行うことにしました。
そこで、九州大学の方々との共同研究で、科学的な評価を行うことにしました。
内容としては、小型のセンサーやマイクロ波でハッチの血流や心拍数、
呼吸数などを測定し、実際に採血をしている時としていない時の変化を
比較してみよう!というものです。
私たち飼育員だけでは動物たちのためにできることは限られてしまいます。
しかし、様々な分野の専門家の方や大学、企業の方に協力してもらい
しかし、様々な分野の専門家の方や大学、企業の方に協力してもらい
研究を行うことで、新たな発見もあり、動物たちの生活の質の向上に
繋げることができるかもしれません。
ハクビシンでこのような研究がこれまでに行われたことはありません。
現在はまだ実際に測定することが可能なのかを見極める試験的な段階であり
まだまだ始まったばかりです!
クリスマスに予定がない私もわくわくしています!
九州大学の野上先生、大形さん、細谷先生、そしてハッチ、
引き続きよろしくお願いします!
モルモット班担当:さいとう
by omutazoo
| 2019-12-25 15:41
| 取り組み