2022年 06月 13日
最近のナマケモノnews
毎日雨が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
動物園では、雨が降っても変わらず、毎日さまざまな取り組みを行っています。

ちなみに、ナマケモノが暮らすこの展示場は「リスザル王国」という、リスザルも暮らしている場所です。 新しく追加した枝を、リスザルたちも使ってくれています。
枝の上で休むキッキ 

こうした改良の様子は、YouTubeにも掲載しています。 是非ご覧ください。
また、ナマケモノの外出に伴い、土日祝日の14時から「ナマけてないよ、ナマケモノ」というイベントも実施しています(雨天中止)。 ナマケモノについて少しでも興味を持ってもらえるよう、クイズを交えたガイドを行っています。
イベント中にブロッコリーを食べるクリ 
ナマケモノの生態や当園でのごはんの紹介の他、さまざまな取り組みについてなど、毎回、話す内容が異なります。 是非ご参加ください。
バージョンアップしたリスザル王国でお待ちしております!
ナマケモノ担当:ますざわ
今回のブログでは、ナマケモノの外出に関する取り組みについてご紹介します。
ナマケモノは暖かい地域に生息する動物のため、寒い時期はお部屋で過ごしてもらっていましたが、5月中旬頃からは日中の気温が高くなる日が増えたため、暖かい日には自由に外へ出て行けるようにしています。
左クリ、右ダイク
クリは、ナマケモノ舎の窓から繋がるロープをつたって、出入りをすることができます。
しかしダイクは、ロープが苦手なため、枝を渡って移動をします。
そのため、去年はダイクのために、ナマケモノ舎から枝をつたって外に出てもらっていました。
今年は、ダイクの行動範囲を広げるため、さらに改良を加えました。
作業中をする いわした飼育員
改良後は、ダイクに今までより広い範囲を楽しんでもらえるようになりました!
フェンスを渡るダイク
枝を渡るダイク
また、外で過ごすことにも慣れてきたのか、枝だけではなく、ロープを渡っての移動もできるようになりました!




by omutazoo
| 2022-06-13 18:27
| 取り組み