2022年 09月 30日
大牟田市動物園応援募金 第9弾!
みなさん、こんにちは。
広報担当の とみさわ です。
将来的には、体重測定に加え、体温測定(皮膚の温度)心拍、血流、酸素飽和度等も測定できたらと考えています。
もちろん、このプロジェクトは、私たちだけでできるわけではありません。 筑紫デバイセズの荻野 弘晃さんが、自動扉と体重測定の台の作成のご協力をしてくださいます。 また、九州大学大学院工学研究院・先端医療デバイス研究室の野上 大史さんが、プロジェクトのアドバイザーをしてくださっております。 こうした共同研究開発を募金で行うのは、今回が初めてのことです。
最先端技術と動物福祉のコラボレーションがどうなるのか、どうぞお楽しみに!
動物園応援募金への募金方法は、以下の通りです。 1. オンラインでのカード決済(一度だけの募金と、サブスクが選択できます) 2. 開園中に正門の募金箱を利用する
みなさまのご支援ご協力を、何卒よろしくお願い致します。 最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
広報担当 とみさわ
もうすぐ9月が終わろうとしている昨今、私はとても焦っていました。
実は、こんな動画を以前公開していたのです。
この動画の中で「次のプロジェクトは、9月中に開始する予定です」と明言しています。
それなのに、なんということでしょう、気が付けば9月も月末に。あああああ。
焦るあまり、「なぜ 9月は31日がないのか」と悶々と考え込んだり、ナマケモノに相談をしに行ったりしました(雑念が増えるばかり)。
なぜなら、次期プロジェクトは、これまでとはちょっと違うものだからです。
当園では、モルモットたちに協力をしてもらって、2週間に一度、全頭の体重測定を実施しています。
当園には何十頭もの個体がいるため、全頭の測定が終わるまでに結構な時間がかかります。
体重測定にかける時間を減らすことができれば、体重測定の頻度を増やすことができ、より細やかな健康管理を行うことができます。
また、動物たちのためにもっといろいろな取り組みを行えるようになります。
そのため、体重測定の自動化ができないかと考えました。
というわけで、大変前振りが長くなりましたが、今回新たに始める応援募金プロジェクトは、こちらです。
「モルモットの体重測定自動化プロジェクト」
プロジェクトの内容を簡単にご説明します。
体重測定の台に、自動扉とカメラを設置します。
カメラによって、個体識別を行い、自動給餌器で体重計の上にニンジンが置かれ、扉が自動で開閉します(モルモットが扉に挟まれて怪我をすることのないよう、扉にはセンサがついています)。そして、体重測定を自動で行い、体重の記録をデータベースに自動保存します。
つまり、現在飼育員がやっていることを、飼育員がいない状態でもできるようにしようというプロジェクトなのです。
by omutazoo
| 2022-09-30 16:18
| 取り組み