2022年 10月 17日
ライオンが使える場所が広くなりました
10月に入り、お昼でも肌寒い日が多くなってきましたね。
皆様、お風邪など召されませぬよう、暖かくしてお過ごし下さい。
動物たちのお部屋にも、落ち葉が入ったり、今までよりワラが厚く敷いてあったりと、少しずつ秋仕様に変わってきています。
さて、今回のブログでは、ご報告が遅くなってしまいましたが、ライオンが使用する場所が広くなったことをお伝えしたいと思います。
5月末にトラが亡くなったため(詳細はこちらをご覧ください)、ライオン舎と併設している旧トラ舎を、ライオンたちに使用してもらうことにしました。
旧トラ舎を使えるようになったことには、2つのメリットがあります。
1つ目は、場所が広くなったことです。
当園には、オスライオンのあさひと、メスライオンのリラの2頭がいます。
トラを飼育していた時は、1頭がライオン展示場+寝室1部屋(黄色部分)、もう1頭が中央展示場+寝室1部屋(緑色部分)を、日替わりで使用していました。
2つ目は、夜間も展示場に出ることができるようになったことです。
中央展示場には屋根が無いため、安全面を考慮し、夜間は使用していません。
そのため夜間は、どちらかを寝室に収容し、もう1頭が寝室一部屋と展示場を自由に出入りできるようにしていました。
旧トラ舎を使用できるようになったことから、2頭とも展示場と寝室二部屋を使用できるようになり、夜間も屋外屋内を行き来して、好きな場所で過ごせるようになりました。
最初は、初めての場所に戸惑い、全く旧トラ舎側に入らなかった2頭でしたが、徐々に慣れて、今では旧トラ舎側で多くの時間を過ごすこともあります。
使用し始めて数日後、横倒しにしている丸太をよく見てみると皮が剝がれていました。
直接は見たことがありませんが、爪とぎをしたり、皮を口でくわえて、はぎ取ったりしたようです。
今後も展示場を、ライオンたちに合わせた環境に少しずつしていこうと思います。
ライオン担当:こが
by omutazoo
| 2022-10-17 09:06
| 動物