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カテゴリ:動物( 188 )

秋の味覚

暑さも和らぎ、秋らしい気候になってきましたね。
皆さんは秋の味覚というと、何を思い浮かべますか?
今回は動物たちに秋の果物をプレゼントしたお話です。
そのプレゼントとは…こちら!
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満面の笑みのスタッフに目が行ってしまいますが、
ご覧頂きたいのは、とっても大きくて立派な梨です!

先日、近くの梨農園の方から沢山おすそ分けを頂きましたので
早速動物たちにあげてみました。


アオボウシインコの「ひょーん」
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肢で器用に掴み、嘴で少しづつちぎって食べます。

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嘴と舌をこれまた器用に使い、果実と果汁を食べ、皮はポイっと落とします。

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ヤマアラシの「マチコ」と「ダン」
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両前肢でしっかりと押さえて皮ごとガブリ!



ホンドギツネの「わらび」
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食べ終わった後はこの表情



ケヅメリクガメの「いちろー」
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当園では、梨を動物たちのご飯としてはあげていません。
果物は糖分が多く、果汁が多いことでお腹を壊す場合もあるからです。
今回は食性や栄養面を考慮した上で適切な量を食べてもらいました。

個人的なことになりますが、実は私、梨がちょっとばかり苦手です
(梨農園の皆さま、すみません)。
ですが今回美味しそうに梨をほおばる動物たちを見て、
私もチャレンジしてみようと思いました。

梨をおすそ分けしていただいた農園の皆さま、ありがとうございました。


ライオン班担当:さいとう

by omutazoo | 2019-10-26 12:10 | 動物
少し前になりますが、ハクビシンとエミューの
ハズバンダリートレーニングによる無麻酔採血に成功しました。
YouTubeにも動画が上げていますが、今回のブログでは
採血成功までの道のりを詳しく書きたいと思います。  

ハクビシンの採血


エミューの採血


ハクビシンとエミューの定期的な体重測定は出来ていましたが
血液検査をすることで、病気の早期発見や栄養状態の把握ができるよう
採血トレーニングを始めました。

まずは、ハクビシンのハッチ(オス)の採血についてです。
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ハクビシンのハッチ


トレーニング開始日の6月14日から、成功した日の7月29日まで
46日間、トレーニングを行いました。

最初は、柵に隣接している台の上に来てもらい、柵から尻尾を出し
尻尾からの採血をしようとしましたが、尻尾よりも後肢の方が
血管が見やすかったので、後肢から採血をすることになりました。

後肢から採血をするためには、飼育員と獣医師が
ハクビシンと同じ展示場内に入るため、
安全に行えるようにしなければなりません。

そのため最初は、塩ビ管の中に板を入れ、
板の上に乗ってもらうようにしてみました。
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しかし、これでは餌をあげにくいので、改良することにしました。

次に試したのがこちら!!
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トンネル状のネット内に入ってもらうことにしました。
これだと、ネットの間から餌をあげることができます。

しかし、ハッチがネットの中に入らず、ネットの上に
乗ってしまうことが多かったので、ネットの中に
入ってくれるよう、ネットの上に板を設置しました。
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そして、頭が来る方にもネットをつけ、
より安全に実施できるようにしました。
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このトンネルネットの中にハッチに入ってもらい、
後肢から採血をしました。
トレーニングに協力してくれている間、
バナナジュース(バナナ25g:水100ml)を
飲んでもらうようにしました。
これまでに、右後肢からの採血に4回成功しています。
また、両後肢から採血出来るよう、台を移動し、
9月8日には、左後肢からの採血にも初めて成功しました。


次は、エミューの採血についてです。
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エミューのジン(オス)とフク(メス)

ジンもフクも、トレーニングを8月15日に開始し、
ジンが8月29日に、フクが9月2日に成功しました。

エミューの採血には、寝室を分ける仕切柵を使用しました。
新しく設置した板と仕切柵の間に誘導し、
肢の関節付近の静脈から採血することにしました。
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板と仕切柵の間には、すぐに入ってくれるようになりましたが
出る時に出にくそうにしており、また、出る時の反動で
板が動いてしまっていたので、板を改良することにしました。
2度の改良を重ね、最終的に完成したのがこちら!!
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だいぶ板の大きさが小さくなりましたが、強度は増しました。
また、エミューも離れたいときにすぐ離れられるので、
柵と板の間に入ることに警戒しなくなりました。
安全に行うため、飼育員も獣医師も柵越しで採血をしています。
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トレーニングに協力してくれている間は、固形飼料をあげています。
これまでに、ジンとフクともに3回ずつ採血に成功しています。
今後も、ハクビシンとエミューの定期的な採血を行い、
健康管理に役立てていきたいと思います。

担当:のだ&さいとう


by omutazoo | 2019-10-05 15:36 | 動物

夏の主役たち

皆さんこんにちは。
ライオン班のばんです。

暑い日が続く8月。
暑すぎて動物園に行くのはちょっと…。
と思ったそこのあなた!
今日は真夏の動物園ならではの、いつもとちょっと違った
楽しみ方をご紹介します。


園内には沢山の緑に覆われています。
園内の木々に目をやると・・・

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こんなところにタマムシが!
木よりも高いところを飛んでいることが多いタマムシですが、このときは足元にいました。
うっとりするほどの美しさ。


かすかに甘い匂いのする木を見ると・・・

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いました!樹液に集まるカナブンたち!

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ここには立派なヒラタクワガタも!
カッコいい…!


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こちらにはカブトムシ!

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こちらにはコクワガタ!
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樹液にはスズメバチも集まることがあります。
刺激しないように注意して遠くから眺めましょう。


今回紹介した写真は全て園内で撮影しました。
動物園には、飼育されている生きもの以外にも、
沢山の生きものたちが暮らしています。
暑―い夏、動物園で夏の主役たちを探してみませんか?


もちろん、動物園で飼育されている生きものたちも、
夏ならではの魅力的な姿も見せてくれるかもしれませんよ!

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夏はプールに良く入る、トラのホワイティ。

ライオン班 ばん

*注意
園内は虫取り網持ち込み禁止にしています。
他のお客様への迷惑にならないようにと考えてのことです。
動物園内では昆虫採集できませんが、
動物園のある延命公園内にはもっと豊かな環境があります。
昆虫採集は延命公園の方で、挑戦してみてください。
(ケガしないように気をつけてね!)



by omutazoo | 2019-08-18 15:59 | 動物

動物たちの衣替え

こんにちは!
平年より遅くやっと梅雨入りし、ジメジメとした日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今回のテーマは「衣替え」

動物の衣替えといえば、有名なのはヒツジの毛刈りですが
ほかの動物たちはどうやって夏の暑さに備えるのでしょうか?

動物たちの夏に向けた衣替えを見てみましょう!

まずは、園内入ってすぐにいるゴマフアザラシ
毛が生えてるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが…びっしり生えてますよ!
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↑毛が乾いてるので水の中よりわかりやすいはず…

そんなアザラシは一足早く衣替えを終えています。

アザラシは年1回古い毛が新しい毛に生え換わります。
このことを「換毛」といいます。

先ほどの写真は、換毛途中だったので頭と体で毛の色や長さが違っていました!
頭の方が白っぽい新しい毛、体の方がクリーム色っぽい古い毛です。

今年は4月から5月にかけて生え換わり、
その期間は閉園後から朝までの間、水には入らずステージの上にいることが多いです。
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なので、朝アザラシプールのステージにはたくさんの抜け毛が…!

むーちゃんの横に落ちている抜け毛を手に乗せてみると
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何かに使えないかなあと思わずキレイな部分だけ保管しちゃいました。
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↑今年集めた毛

さて、続いてはミニブタ!
ミニブタの冬と夏の姿は、まったく違います。
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↑冬毛(昨年12月撮影)

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↑夏毛(今年6月撮影)

なんと、立派な長いたてがみまで抜けます。
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↑冬 オスもメスも立派なたてがみがあります。

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↑夏 たてがみ部分は毛が密集してますが、冬とは大違い!

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↑ミニブタ舎の中で拾ったたてがみ

当園7頭のミニブタたちは、各個体で抜けるスピードが違うため
6月末の時点では、まだまだ冬毛が残っている個体も多くいます。
実際に動物園で見比べてみてはいかがでしょうか?

サル担当:古賀

by omutazoo | 2019-06-30 13:58 | 動物

発見!

みなさんこんにちは!
ライオン班のさいとうです。
今回は担当しているヤマアラシについてのちょっとした発見を紹介したいと思います。

当園には2頭のヤマアラシがいます。
オスの「ダン」(左) と、メスの「マチコ」(右)です。
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今回の発見は大きなミカンの食べ方についてです。

丸々1個の場合
最初に、歯で器用に皮を全部むき、身だけの状態にして食べ始めました。
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(↑残った皮)



また別の日、4分の1の大きさであげてみた時は、皮ををむかず、身だけ食べました。
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(きれいに残った皮!よく見ると歯の跡があります!)
では、半分の大きさの時はどうやって食べるの…!?
先に皮をむくのか…?皮をむかずに身だけ食べるのか…?


実際に半分の大きさであげてみると、
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皮をむかずに、下の歯を使い、身だけをえぐり取り食べました!

そして、身を食べ終わった後に皮を噛みちぎりました。
先にむいた方が食べやすいんじゃないかな…?
と思いつつ、ダンとマチコの食べ方のこだわりを知れて、とても嬉しかったです!

同じ種類の動物でも個体によって食べ方が違ったり、
同じご飯を食べていても、動物の種類によって食べ方が違ったり、
「食べ方」ひとつに注目してみても沢山の発見があります。

少しずつ暑くなり、外に出るのも憂鬱な季節が近づいてきましたが、
ぜひ、動物園でいろんな発見をしてみてください!

by omutazoo | 2019-06-26 14:43 | 動物

期待の新星

こんにちは!モルモット担当のかわかみです。
昨年からモルモットの繁殖に向け、近隣の動物園にご協力をいただいております。
今回は9頭の新入りを紹介したいと思います。
そのうちの2頭は熊本市動植物園からやってきました。
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↑バロン(オス)
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↑ラスク(オス)

続いて残りの7頭を紹介します。
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↑タキシード(オス)
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↑セーラー(メス)
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↑ムーン(メス)
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↑マーズ(メス)
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↑マーキュリー(メス)
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↑ジュピター(メス)
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↑ヴィーナス(メス)

現在、「バロンとジュピター」「ラスクとヴィーナス」がお見合い中です。
タキシードとセーラーは、まだ小さいため隔離しています。
こちらの6頭は獣舎の中で過ごしているため、ご覧頂けません。

ムーン、マーズ、マーキュリーは「モルモットのおうち」にいます。
こちらの3頭はお客様にもご覧頂けますので、ぜひ探してみてくださいね。
是非モルモットに会いに来てください。
みなさまのお越しをお待ち申し上げております。


モルモット担当:かわかみ

by omutazoo | 2019-06-21 17:58 | 動物

今年も出てます!

こんにちは!段々と暑さが厳しくなってきましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

リスザルの屋外展示場には、今年もナマケモノのクリちゃんが出ています。
今年は昨年よりも早い時期から開放(獣舎から屋外展示場につながる扉を
開けていること)にしたので、より長い期間、お外にいるクリちゃんを
ご覧いただけると思います。そんなクリちゃん、春に芽吹いた若葉を
ムシャムシャ食べており、お外を満喫しているようです。

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運が良ければ、活動しているクリちゃんに遭遇できますが、
ほとんどの時間を寝て過ごすので、その時はそっと見守ってあげてください。
観察のポイントは、屋外展示場の外からフェンス越しにのぞいてみると
近くでご覧いただける可能性が高いので、探してみてください。
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↑フェンス越しにのぞくと、こんな感じでご覧いただけます。


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↑看板も目印です。

草に紛れてなかなか見つけるのが難しいかもしれませんので、
その時はスタッフに尋ねてみてください。
天候によっては獣舎に戻っていることもありますが、夏が終わるころまでは
屋外展示場でご覧いただけます。
ぜひ、クリちゃんに会いに来てくださいね!

担当:えざき

by omutazoo | 2019-05-30 15:18 | 動物

逃げてる…?!

こんにちは。
ライオン班のさいとうです。
今日は動物園の中で見られる鳥について書きたいと思います。

こちらは、バードケージにいる2羽のアオサギ。
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一方、こちらはフラミンゴ展示場。
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あれ……?
アオサギが、なぜここに…?
もしかして逃げてるのでは!?
と、思われた方、どうぞご安心ください。

実はバードケージの上(外側)に野生のアオサギの巣があり、
そこから巣立ちをしたヒナたちが、園内で過ごしているのです。
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アオサギは、大牟田では身近に見られる鳥です。
皆さんの近くにも巣立ちを迎えたヒナたちが
飛んでいるかもしれません。
周囲の鳥たちに是非目を向けてみてくださいね。


ライオン班:さいとう

by omutazoo | 2019-05-18 14:36 | 動物
桜も散り、暖かい季節になってきました。
今回は、この春に繁殖したモルモットとオウギバトについて紹介します!

まず、モルモットの赤ちゃん(♂)が4月8日に1頭産まれました。
赤ちゃんの名前は「リコッタ」となりました。
なんで「リコッタ」となったかというと・・・
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リコッタ



実は、父親の名前が「かまんべーる」
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母親の名前が「チェダー」と、チーズ関連の名前なのです。
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親子や兄弟で関連付けた名前にすると、血縁関係が分かり、個体管理しやすくなります。
他にも、飲み物や食べ物関連の名前など、親子によって、関連付けた名前を付けています。

「チェダー」と「リコッタ」の親子はしばらく室内で一緒に過ごしてもらっています。


さらに、12日にはオウギバトの雛が1羽孵化しました。
まだ雛の名前は決まっていませんが、どんな名前になるかお楽しみに!
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父親の名前は「ニューギ」。(生まれは「横浜市立よこはま動物園」ですが名前は当園で付けました)
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母親の名前は「ニア」です。(当園生まれ)
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「ニューギ」と「ニア」、2羽の間に初めて産まれた雛です。
オウギバトはオスとメスの両方が交代で育雛します。
「ニューギ」と「ニア」が育雛している様子も
是非じっくりと観察してみてください。
タイミングが合えば雛の姿も見ることが出来るかもしれません。

担当:のだ

by omutazoo | 2019-04-21 14:50 | 動物
暖かかったり、肌寒かったり、服装の調節が難しい今日この頃。
園内を彩っていた桜は、雨風でほとんど散ってしまいました…

しかし、今年もまた、この季節が始まりました!
「恋」の季節です!
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美しい尾羽を広げているのはインドクジャクのオスたち。
広げる先にはメスのクジャクがいて、オスたちは時々ブルブルと震わせ、一生懸命アピールしています。

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写真に収めようと近づくと、「君に見せているわけじゃないんだ。」と言わんばかりに後ろを向いてしまうことが多いです。
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そうこうしているうちに閉じてしまいます。

オスが羽を広げるのは、春から夏にかけて、繁殖期のこの時期だけです。
(繁殖期が終わると、この羽は抜け落ちます。)
よく広げる時間帯は朝一と夕方。

皆さんも、写真を撮るのに一生懸命になりすぎず、少し離れたところから静かに観察してみてください。
オス3羽に囲まれているモテモテのメスがいたり、クジャク以外の鳥にアピールしていたり…
オスたちが広げる先にいるのが誰なのか、探してみるのも面白いですよ。
運が良ければ、近くで広げてくれるかも…


ライオン班担当:さいとう

by omutazoo | 2019-04-15 11:50 | 動物

大牟田市動物園のスタッフが、日々のさまざまなことをお伝えします!


by omutazoo