カテゴリ:取り組み( 13 )

こんにちは!
ライオン班の伴です。

今日は、以前このブログで紹介した駆除された動物をライオンたちに与える取り組みの続きのお話です。

以前紹介したブログはこちらからご覧いただけます。
『ライオンたちにイノシシをプレゼント?! Wild meǽt Zoo(ワイルド ミート ズー)始動!』
https://omutazoo.exblog.jp/29547122/


さてさて、前回はイノシシをほぼそのままライオンたちに与えました。
今回はイノシシの『骨』を与えたお話です。

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糸島ジビエ研究所の方からサンプルとしていただいたイノシシの骨。


この骨を殺菌するために鍋でゆでました。
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肉のいい香りが漂います!

しっかり処理されたイノシシのお肉はぜんっぜん臭くないんです!
この匂いはきっとライオンたちにもたまらないはず!
早速あげてみると・・・

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イノシシの骨を咥えたライオンのリラ。

咥えたまま走ることもありましたが、興奮はすぐに冷めたのか、ポトリ…。


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イノシシの骨を囓るトラのホワイティ。

お気に召したのか、両前肢で押さえながら「バキバキッ!」と快音を立てていました!

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イノシシの骨を囓るキツネのわらび。

前肢で押さえ込みながら、わずかに残った肉を器用にはぎ取りました!


ちなみに雄ライオンのあさひは、一本「パキッ」と食べたものの、それ以降はほとんど無反応。
ハクビシンのハッチも反応はいまいちだったようです。

以前シカの骨を与えたときとは反応が違っていて面白いですね!

以前、シカの骨を与えたときの様子はこちらからご覧いただけます。
『ライオンたちとシカの骨』
https://omutazoo.exblog.jp/26914168/


骨を与えることで、カルシウムを補給したり、顎を鍛えたり、新しい刺激が増えたり…。
メリットはいっぱいあります。
また、利用されることが少ないイノシシの骨の動物園での有効利用が期待されています。
もちろん一頭一頭反応は様々。
与え方などを工夫して今後も活用していきたいと思います。


ライオン班 ばん



・Wild meǽt Zoo フェイスブック
https://www.facebook.com/Wild-me%C7%BDt-Zoo-235443356997744/

・糸島ジビエ研究所 ホームページ
http://gibierlab.jp/about/

・糸島ジビエ研究所 Facebook
https://www.facebook.com/gibierlab/

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by omutazoo | 2018-06-30 17:42 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
※このブログにはイノシシの屠体の画像が含まれます。あらかじめご了承のうえご覧ください。


皆さんこんにちは!
ライオン班の伴です。
今回のブログはちょっと長めですが、動物園が様々な機関や人々と繋がって、新たな領域を開拓する興味深い内容となっていますので、是非最後までお付き合いください。

以前このブログで紹介した獣害駆除されたシカを動物園のライオンたちに与え、より活き活きとした生活が送れるようにするための試み、「ヤクシカZOOプロジェクト」を覚えていますか?

・ヤクシカZOOプロジェクトの過去のブログ
ライオンたちとシカの骨
http://omutazoo.exblog.jp/26914168/
ヤクシカZOOプロジェクト 第2弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27374281/
ヤクシカZOOプロジェクト 第3弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27833538/


獣害問題はとても深刻で、特に福岡県は単位面積当たりの被害額がワースト1位になるほどです。
そこで、ヤクシカZOOプロジェクトをより発展させていくために、新たな団体を作りました。
その名も・・・
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非営利団体「Wild meǽt Zoo」(ワイルド ミート ズー)!!


団体名には「野生(wild)と動物園(zoo)が獣肉(meat)を通じて出会い(meet)動物園の新しい価値を創造しながら地域とつながってゆく。」との想いが込められています。



さてさて、今回はこの「Wild meǽt Zoo」に関連したお話です。

6月4日午前。
九州大学リーディング大学院「持続可能な社会を拓く決断科学プログラム」のセミナー「ヤクシカZOOプロジェクトからWild meǽt Zooへ ~地域における獣害問題と動物園の動物福祉をつなぐ新たな実践活動~」に参加しました。
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低温殺菌処理について説明する細谷先生。

ここでは、Wild meǽt Zooの理事でもある九州大学の細谷先生からのレクチャーの後、大学院生たちと活発な討論が行われました。



6月4日午後。
イノシシやシカなどの食肉処理加工を行っている「浮嶽くじらセンター」(福岡県糸島市)を見学させてもらいました。
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センターの外観。
イノシシの肉は「山鯨(やまくじら)」とも呼ばれます。

ここでは、Wild meǽt Zooの理事でもある「糸島ジビエ研究所」代表の西村さんに捕獲から加工までのレクチャーを受けました。
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熱心に説明する西村さん。

技術的な話だけではなく、「自然から命を頂く」という想いがひしひしと伝わってきました。



6月5日午前。
この日は実際にライオンとトラに初めて与える日です。
低温殺菌処理*を施し、感染症のリスクを少なくするために頭部と内臓は除去した糸島産のイノシシを用意しました。
*低温殺菌処理とは低温での加熱殺菌のことで、ウイルスなどの感染症を予防し、肉質の変化や毛の抜け落ちが少なくなります。

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約4kgのイノシシ。

小型のイノシシは食肉には不向きで、あまり利用されていません。
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事前の説明を行う、Wild meǽt Zooの代表でもある科学コミュニケーターの大渕さん。

獣害問題と動物園の動物福祉を来園者と一緒に考えるために必要な説明です。




気になる動物たちの反応は・・・
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雄ライオンのあさひ。
毛皮に苦戦?したようでしたが、上手に前足で押さえて引きちぎる様子が観察されました。


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雌ライオンのリラ。
咥えて走ったり、爪を立てて引っ張ったり、興奮しっぱなしのご様子。


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雌トラのホワイティ。
奥歯を使って骨までバキッ!と。リラックスした様子で、黙々と食べ進めていました。


3頭とも夕方にはほとんど完食し、普段の餌では見られない行動やじっくり時間をかけて食べる様子が観察されました。

さらに、九州大学の御田先生と九州大学の大学院生の方々のご協力のもと、この給餌の様子をご見学された方を対象にアンケート調査を行いました。
アンケートには授業の一環で訪れた専門学校の方々にご協力頂きました。

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アンケート調査の結果を眺める大学院生の方々。
おおむね好意的に受け止めていただけたようです。


今回の経験を踏まえて、今後も獣害駆除された動物たちを有効に活用し、動物園の動物たちのよりよい生活を考えていきます。
また、皆さんにこういった取り組みを積極的にお伝えし、一緒に動物と人の関係を考えていきたいと思います。


今回のブログはいかがでしたか?
動物園では様々な機関や人々と協力しながら、動物園の内外の課題に積極的に取り組んでいきます。
Wild meǽt Zooの活動もそのうちの一つです。
動物園には様々な機関や人々が繋がる場として、まだまだ秘められた可能性がありそうですね!
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当日集まったWild meǽt Zooのメンバーたち。

ライオン班 ばん



・Wild meǽt Zoo フェイスブック
https://www.facebook.com/Wild-me%C7%BDt-Zoo-235443356997744/

・九州大学決断科学プロクラム ホームページ
http://ketsudan.kyushu-u.ac.jp/
・九州大学決断科学プロクラム Facebook
https://ja-jp.facebook.com/ketsudankagaku?fref=ts

・糸島ジビエ研究所 ホームページ
http://gibierlab.jp/about/
・糸島ジビエ研究所 Facebook
https://www.facebook.com/gibierlab/

・科学コミュニケータ― 大渕希郷さん ホームページ
http://www.sky.sannet.ne.jp/masato-oh/


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by omutazoo | 2018-06-10 14:37 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
先日、福岡県立三池工業高校の電気科3年生10名が、動物園を見学に来てくれました!
三池工業高校といえば・・・。
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現在ラマたちに使っている、この自動給餌器を製作してくれた高校です!


※自動給餌器とは・・・?
 タイマー式で可動し、設定した時間になったら自動でエサが動物に与えられる機械のこと。
 飼育員がいない時間帯である、夜間や早朝にも給餌を行うことができる。
 エサが出てくるタイミングを、動物たちが予測できないようにすることで、
 いつエサが出てくるのかをドキドキワクワクしながら待っていてもらえるようにできる可能性がある。


3年生が毎年行う課題研究という授業の中で、この自動給餌器を製作してもらいました。
今年もこの課題研究の中で、動物園で活動を行ってもらうことが決定しました!
しかし!
今回は自動給餌器ではなく、生徒たち自身になにを作るか考えてもらいます!
その事前準備として、エンリッチメントの説明などを行いながら、
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園内を案内させてもらいました!
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高校生ぐらいの年代は、なかなか動物園に来る機会がありません。
今回見学しにきてくれた生徒たちも、幼稚園、小学校の遠足以来の動物園だという声も多かったです。
もちろん、自動給餌器などを作ってもらうことは動物にとってもよいことですが、
なかなか動物園に来ることがない年代に対して、動物園の役割や取り組みをお話できる機会を
もうけられることも、とっても貴重なことです。
動物園にとっては、高校生たちに動物園のことをお話できる機会が増えますし、
工業系の技術が加わることでエンリッチメントの幅も広がります。
高校にとっては、自分たちの能力や勉強していることが社会にとってどんな風に役に立つのか、
就職前の社会勉強にもなります。
今後は、高校生たちが授業内で話し合って何を作るのかを決定していきます。
決まり次第、またこのブログやFacebookで紹介したいと思います!
おたのしみに!

三池工業高校卒業生 おの

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by omutazoo | 2018-06-07 13:30 | 取り組み | Trackback | Comments(0)

お肉募金はじめます!

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2018年 6月26日 追記
「お肉募金」は「枝肉プレゼント募金」に
名称を変更することになりました。
みなさまのご理解を賜りますようよろしくお願い致します。
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みなさん、こんにちは。
先日、動物園にとても大きな枝肉が届きました。

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職員が喜びを隠せない表情をしていますが、このお肉は人間用ではありません。
これは無料サンプルとしてJA全農ミートフーズ株式会社さんがお持ちくださったもの。
これをどうするのかというと。。。

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ネコ科動物たちにプレゼントします!
あさひくんは日頃とは桁違いに大きいお肉にびっくりしていました。

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リラちゃんは骨がだいすき!

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ホワイティだって負けてはいません。

みんな大好き枝肉をもっと動物たちにプレゼントしたい!
そんな職員の思いを、JA全農ミートフーズ株式会社さんが
お手伝いしてくださることになりました。
そこで、「お肉募金」を開始致します。
金額は一律13,000円です。

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お肉募金のしくみは以下の通りです。
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①お客様からお申込みを頂きます。
②動物園にてお申込みを受付し、給餌日を決定します。
③動物園からお客様に給餌日を含めた詳細をご案内致します。
④お客様から動物園宛に現金書留でお肉募金をお送り頂きます
 (送料はお客様のご負担となります)。
⑤動物園にて現金書留を受け取ります。
⑥動物園がJA全農ミートフーズ株式会社さんから枝肉を購入します。
⑦動物に枝肉を給餌します。

上記の手続きを踏みますので、お申込みから給餌日までは
1ヶ月以上のお時間がかかりますことを予めご了承くださいませ。

お客様も動物も動物園もWin Win Winになるこの素晴らしきお肉募金!
さらに、お肉を給餌する日には、募金をしてくださった方のお名前
(ペンネームでももちろん可)とメッセージ(任意)を代読させて頂きます。
動物への愛のコメント、大切な人へのメッセージ、プロポーズなどなど、
是非この機会をご活用頂けましたなら幸いに存じます。

お肉募金のお申込みは、こちらから受け付けております
当園のあさひ、リラ(ライオン)、ホワイティ(ホワイトタイガー)、
スピカ(ユキヒョウ)へのみなさまの温かいご支援を
よろしくお願い致します。


企画広報 とみさわ

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by omutazoo | 2018-05-27 10:58 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
みなさん、こんにちは!
広報担当とみさわです。

昨年の11月18日に開始しましたレッサーパンダの
寝室・巣箱用カメラ&モニターセット導入のための
募金は、多くのみなさまにご協力を頂いたおかげで
先月末に目標金額を上回る350,687円が集まりました。
ご協力をくださいましたみなさまに
心よりお礼を申し上げます。

その後着々と準備を進め、昨日の休園日にカメラと
モニターが設置されましたので、ご報告を申し上げます。

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巣箱の中が見えるようにカメラが設置されています。

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巣箱の中から見るとこんなかんじ。

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寝室内にもカメラが複数台設置されています。

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屋内展示場をご覧いただける場所に、モニタ―が設置されました。
巣箱や寝室内の様子をご覧いただけるようになっています。

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職員は、複数のカメラから現状確認ができるように
なっています。

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設置後の確認には、担当者が厳しく目を光らせます。
とても「レントゲンジャー」(↓写真右)と同一人物には思えません。

カメラ及びモニターは本日より稼働しております。
こうしてカメラ及びモニター設置が可能となりましたことで、
より一層レッサーパンダの飼育管理の向上を目指して参ります。
みなさまにはこれからもレッサーパンダの日常を
温かく見守って頂けましたら幸いに存じます。
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大牟田市動物園では今後もさまざまな動物への取り組みを
続けると共に、応援募金箱を用いたプロジェクトを
行っていく予定でございます。
みなさまの温かいご支援、ご協力を今後ともどうぞよろしくお願い致します。

とみさわ

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by omutazoo | 2018-04-24 10:28 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
大牟田市動物園では毎日 2回、モルモットとのふれあいタイムがあります。
モルモットへの影響を配慮し、15名程のお客様に広場に入って頂き、
入れ替え制でふれあいをお楽しみ頂いております。
土日祝日は多くのお客様に列にお並び頂く状態になることから、
この度整理券の導入を始めました。

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先日の日曜日の様子。大型連休は列がもっと長くなります。

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整理券にはいろいろな色があり、それぞれに番号がふられています。
これはピンク色の整理券。どんな色になるかはお楽しみ!

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列に並んでくださっているみなさんに、職員が整理券をお配りします。

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順番がきたら、広場に入るときに職員にお渡しください。

整理券を受け取られた後も、そのままお並びください。
みなさまにふれあい時間を楽しんでいただけるよう
これからも努力を重ねて参ります。
お気づきの点がございましたら、職員にお伝えください。
できるかぎり改善をして参ります。

みなさまのお越しをお待ち申し上げております。

企画広報:とみさわ



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by omutazoo | 2018-04-17 14:09 | 取り組み | Trackback | Comments(0)

キリン研究会のその後

今回は2月25日のブログでご紹介したキリン研究会のその後についてのお話です。
キリン研究会終了後、出た意見を参考に、これまでに3つのフィーダー(動物に合わせて工夫した餌を入れる容器)を改良しました。
まず最初はこちらのフィーダー
「キリンの舌でコロコロマシン」
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このフィーダーは、箱の中にある筒を舌を使って回すと餌が出てくるという仕組みです。
さらに、箱の前面は透明の板を使っているので、キリンが上手に舌を使う様子を観察できます。
”舌で筒を回して餌を出す”というタイプのフィーダーはこれまで作ったことがなかったので、上手く使えるか心配でした。
…が、雌キリンのプリンはその日のうちに使い方を理解していました!
しかし、使用後に中の筒を取り出せず、洗いづらいという問題が出てきました。
そこで横の板を開閉できるようにし、中の筒を取り出して洗えるように改善しました。
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フィーダーは餌を入れる容器なので衛生面も考えて作る必要があります。
続いてこちらのフィーダー
「見えるおやつ箱」
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これも前面が透明の板になっている箱型のフィーダーで、キリンが上手に舌を使う様子を観察できるというものですが、最大の特徴はその大きさ!!
幅が120cm、高さが60cm、奥行きが40cmもあり、これまで作ってきたフィーダーの中では最大です。
そのため、ペレットだけではなく、細かい枝葉も入れることができるというところがポイントです。
しかし、大きすぎてキリンの舌が届かないところがあったため、奥行きを10cm小さくしました。
そして、雨が降った時にフィーダー内に雨水が溜まることが考えられたため、底面に水抜き用の穴を開けました。
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最後はこちらのフィーダー
「シーソー給餌器」
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このフィーダーはシーソーのように左右に傾き、端から餌が出てくるというものです。
しかし、左右の受けに出てきたペレットはそのまま全部地面に落ちてしまいました。
そこで、構造を次の写真のように変えました。
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こちらもこれまでに無かったタイプのフィーダーですが、少し苦戦しながらもフィーダー内の餌を全て食べきっています。

キリンは高いところにあったり、トゲが生えていたりする植物を舌を使って上手に食べていきます。
そのような本来のキリンの食べ方を引き出せるようにフィーダーを使用することで、舌を使って食べる機会を提供しています。
そして、フィーダーの使い方に慣れすぎないように、いろいろなフィーダーを作製し、変化を加えています。
また、どれだけ効果があったのかを検証し、キリンに効果的なフィーダーを探っています。
今後もフィーダー改良の様子、新しく作製したもの、検証結果など、フェイスブックやブログ等でご紹介していきます。
お楽しみに!

キリン担当 かわの

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by omutazoo | 2018-03-21 14:10 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
こんにちは!
ユキヒョウを担当しているライオン班のばんです。

今回はユキヒョウシンポジウム2018「野生からの出張セミナー」に参加したお話です。

このシンポジウムは、絶滅の危機に瀕しているユキヒョウについて、野生の状況や様々な研究などを紹介し、ユキヒョウの未来を考えるシンポジウムです。
https://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/cetbio/ja/events/2018-03-10-snow-leopard.html

京都大学野生動物研究センターが主催となり、3月10日に開催地でもある共催の神戸市立王子動物園で開催されました。

京都大学野生動物研究センターのホームページ
http://www.kobe-ojizoo.jp/

神戸市立王子動物園のホームページ
https://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/index.html

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神戸市立王子動物園のユキヒョウ、ユッコ。


私は「ユキヒョウのハズバンダリートレーニング ~動物園で元気に暮らすために~」というタイトルで発表しました。
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キルギス共和国の方たちのために、英語を併記しています(かっこよく見えますね!)。

大牟田市動物園で現在暮らしているユキヒョウのスピカは、熊本地震によって被害を受けた熊本市動植物園から避難してきました。
元気に熊本に帰っていけるように、ハズバンダリートレーニング(心身ともに健康に暮らせるようにするために、動物に協力してもらいながら行うトレーニング)を取り入れた成果をご紹介しました。

研究者の方々からは、ユキヒョウにまつわる民俗学や糞を使った最新の研究、当園との共同研究など、いずれも興味深く、保全や飼育にも役立つような研究が紹介されました。
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当園での共同研究の様子。研究成果はいずれ紹介しますね!


キルギス共和国で保全活動を行っているKoustubh Sharuma氏と Kubanychbek Jumabai uulu氏の両氏のお話もありました。
その中で、
「ユキヒョウは中央アジアの12ヵ国にまたがって分布しています。これらの国々は政治的にはあまり友好的ではないこともあるが、ユキヒョウを守るために、手を取り合っている。ユキヒョウの持つ大使としての力を感じている。」
とのお話がとても印象的でした。

当園のユキヒョウ(スピカ)は意図せずにやってきましたが、こうやってたくさんの方々を繋いでくれました。
ユキヒョウの持つ大使としての力を感じずにはいられません。
また、ユキヒョウに限らず、動物園で暮らすすべての動物たちも野生からの大使です。
彼らの大使としの役目が果たせるように、私たち飼育員も努力を重ねていこうと改めて胸に誓いました。
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当園で暮らしているユキヒョウのスピカ。動物園の動物はすべて野生からの大使です。

おまけ:シンポジウムで発表された一部の若手研究者は、翌日の飛行機でキルギス共和国へと調査に向かいました。
タフな研究者のおかげでユキヒョウのことがまた一つ明らかになる(=守ることにも繋がる)かもしれませんね!


ライオン班
ばん

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by omutazoo | 2018-03-19 13:53 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
2017.5.3 と 11.21 のブログにも書きましたが、
現在、大牟田市動物園と三池工業高校の共同で、自動給餌器の製作を行っています。
続報が気になっていた方もいるのではないでしょうか!?
以前のブログでは試作品1号が完成し、ラマの展示場に設置した報告をさせていただきました。
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このまま使っていたのですが、やはり試作品。
いろいろ使っていくうちに、
「ここはもっとこうしたほうがいいな」とか、
「バッテリーの消費が激しいな」など、課題がでてきました。
(実際に使ってみないとわからないことがたくさんあります。そのための試作品です。)
そこで!
そういった課題を三池工業高校の先生と生徒たちに相談しておりました。
そして2月9日に、試作品2号が納入されました!!
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1号では、単三乾電池を16本使用してモーターを動かしていたのですが、
実際に使ってみると、2週間ほどで電池が切れてしまいました。
このペースだと、単純計算で1ヵ月で32本。1年で384本!!
1日に1本以上使う計算です。 Oh...。
これでは全然エコロジーじゃない!!!
ということで、2号はソーラーパネルを導入しました。
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太陽光で発電しているので、乾電池の使用はゼロ!!
使用済みの乾電池を捨てる必要もないのでゴミも出ません!!
これを、ラマ舎の展示場に設置しています。
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お客様からも見える位置ということで、看板も設置しました!
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これを今後使用していき、またいくつかの課題がでてくると思います。
それは、モーターの問題かもしれませんし、
自動給餌器の下に設置しているフィーダー(餌が出てくる入れ物)の問題かもしれません。
ラマたちも、最初は使ってくれるかもしれませんが、
日が経つにつれてどんどん使わなくなってしまうかもしれません(涙)。
人間だって毎日同じことばかりをしてたら、
最初は楽しかったことでもどんどん飽きていってしまいますよね?
動物も一緒です。
今回は、三池工業高校の生徒たちにこのような素晴らしいものを作ってもらいましたが、
毎日使うものですので、やはり工夫が必要になってきます。
その工夫は、動物たちが毎日どんな風に過ごしているのか、
フィーダーだったら、それを何分ぐらい使ってくれているのか。
もし使ってくれていないのならば、なにが問題で、どうすればその問題を解決できるのか。
そういったことを考えながら使っていかなければ、とってももったいないです。
今回の納入でこのプロジェクトも一区切りがつき、これを作ってくれた生徒たちも3月で卒業です。
(生徒のみなさん、本当におつかれさまでした!!)
今後もいろいろと工夫して、よりよいものにしていくつもりですので、
続報をおたのしみに!!
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(先日の雪の日のラマのかすみちゃんです。)


P.S
4月号の広報おおむたに、生徒たちのインタビューが掲載される予定です。
大牟田市民の方は、ぜひご覧ください!


ラマ担当 おの

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by omutazoo | 2018-02-12 14:20 | 取り組み | Trackback | Comments(0)
※このブログには、シカの解体に関する写真が解体所の許可を得て掲載されています。予めご了承ください。


こんにちは!
ライオン班のばんです。
駆除されたヤクシカをライオンたちに与えるヤクシカZOOプロジェクト、皆さん覚えていますか?

ヤクシカZOOプロジェクトの過去のブログ
ライオンたちとシカの骨
http://omutazoo.exblog.jp/26914168/
ヤクシカZOOプロジェクト 第2弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27374281/
ヤクシカZOOプロジェクト 第3弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27833538/


今回はこのプロジェクトについて、より多くの方々にも知っていただき、今後の活動のヒントを得るために、屋久島で行われた『屋久島学ソサエティ』でポスター発表を行いました。

屋久島学ソサエティについて
http://yakushimaology.org/introduction/
発表したポスターは動物園のホームページからご覧いただけます。
http://www.omutazoo.org/databox/171208-11.pdf

発表は、大学などの研究者や行政の方、島のガイドさんなど、たくさんの方々が見てくださいました。
最も多かったのは、
「この活動を続けて、ヤクシカをもっと有効活用してほしい。期待しています。」
との声でした。
他にも技術的なアドバイスなど、今後の活動に繋がるヒントばかりでした。

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ヤクシカZOOプロジェクトメンバー
左から、細谷先生(九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター)、田川さん(元ヤクニク屋)、私、大渕さん(科学コミュニケータ―)。



大会以外にも、実際に野生のヤクシカを見に行きました。
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ヤクシカ発見!
ヤクニホンザル(屋久島に分布するニホンザルの亜種)が落とした葉を食べていました。
餌付けされていない野生のシカやサルを、これほど間近で見ることが出来る場所はほとんどありません。
(※10m以上離れたところから静かに観察しましょう。餌は絶対にあげてはいけません。)



他にも、ヤクシカを提供してくださった『ヤクニク屋』さんを見学しました。

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ヤクニク屋さんの外観。

見学した日にちょうどシカが捕獲され、貴重な解体作業も見学させていただきました。
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解体の様子:苦手な方に配慮して写真を小さくしています。
ヤクニク屋さんの許可を得て掲載しています。


動物園でただお肉を利用するのではなく、駆除される動物の野生の姿や、お肉になるまでの過程などを自分の目で見て、そこで暮らす方々と話をすることは、正確な情報を発信していく上でも、自分たちの行っている活動の意味を考える上でも、非常に重要なことです。

駆除された動物に罪はありません。
駆除された動物を可能な限り活用できる方法を模索し、動物園を通じてできることをこれからも真剣に考え続けていきます。
ヤクシカZOOプロジェクトの更なる発展にご期待ください。
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ヤクシカZOOプロジェクトのロゴ


ライオン班 ばん



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by omutazoo | 2017-12-25 18:18 | 取り組み | Trackback | Comments(0)

動物園のスタッフ達の日常をあれやこれや、、、


by omutazoo