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みなさん、こんにちは。
先日、カピバラ舎の奥に行ってみたらこんなことになっていました。
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地元の3ヶ所の消防署本部からご寄付をいただいた併せて80本の消防ホース!
これがなんなの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これを見て動物園職員は大喜びです。
なぜなら、このホースを使っていろいろなものが作れるのです!
今日はその一部をご紹介します。
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リド(サバンナモンキー)のフィーダー(自動給餌器。
ホースの間に餌が挟んであります)。
野菜が挟まっているのが見えますか?

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マツ(フサオマキザル)はフィーダーに乗りながらごはんを探します。

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ツッキー(ニホンツキノワグマ)も器用に手先を使ってごはんを取り出します。

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サクラ(ブタオザル)も消防ホースからごはんを見つけるのが上手。

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ガブ(マンドリル)もフィーダーと格闘中。


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ミニブタの展示場では、小屋のドア代わりに消防ホースを使用しています。

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クリちゃん(フタユビナマケモノ)は、消防ホースで作った
ハンモックで寝るのが大好き。

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普段なかなかお顔が見えないハッチ(ハクビシン)も
消防ホースのハンモックでお昼寝をしていることがあります。

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レッサーパンダの屋外展示場には、大きな消防ホースの
ハンモックがあります。

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同様に、レッサーパンダの寝室にも大きなハンモック!
これは高齢の「ソラ」が万が一枝から足を滑らせたりして落ちた時に
怪我をしないように配慮をしているものです。
危ないから枝に登らないようにする、といった行動の抑制をすることで
事故防止をするのではなく、望む行動がとれるようにしつつ、
万が一の時への配慮を心がけています。

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レッサーパンダの屋内展示場にもたくさんの消防ホースがあります。

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昨年生まれのレイも消防ホースの移動は朝飯前。

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もちろん消防ホースを使ったフィーダーも日々使用しています。


こんなふうに消防ホースは園内の至るところで様々な用途で
使用されています。
ここでご紹介したのはほんの一例であり、職員が日々いろいろなものを
新しく作っているため、ご来園になられた際には、ここでは紹介していない
利用方法をご覧頂けるかもしれません。
展示場内にあるものは、丸太 1本でも飼育員が意図を持って
置いている場合があります。
飼育員に尋ねてみるのも楽しいかもしれません。
次回ご来園なさった際には、是非動物だけでなく、その周囲の環境にも
目を向けてみてくださいね。

今回消防ホースをご寄付くださいました大牟田消防署本部、荒尾消防署本部
ならびに玉名消防署本部のみなさま、本当にありがとうございました。
いただいたホースは 1本 1本大切に使用させて頂きます。
職員一同心より感謝申し上げます。


企画広報担当 とみさわ

by omutazoo | 2019-02-03 16:51 | スタッフの日常
みなさんこんにちは!
レッサーパンダ担当の小野です!

同じレッサーパンダ担当の河野飼育員が
ボルダリングを初めて経験したときのことを以前、紹介しましたが
覚えていらっしゃいますか。
河野飼育員はその後もこのジムに通っていました。

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大牟田市内のボルダリングジム『Rock Party』


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笑顔でボルダリングをする河野飼育員



先日、このジムの方から、
「ぜひレッサーパンダの展示場に使ってください」と
廃棄する予定のホールド(※)をご厚意でいただきました!
※ホールド・・・ボルダリング用のカラフルなクライミングホールド

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さまざまな形のホールド


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(左から、小野、Rock Partyのスタッフさん、河野飼育員、齊藤飼育員)


後日、いただいたホールドを洗浄し、早速設置!
いつものようにリンゴを置いたところ、なんとレイ君が
登ってくれました!

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生まれて初めてのボルダリング!

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うんしょ うんしょ

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リンゴはどこだ?!


まだ体が小さいながらも、さすがはレッサーパンダ。
しっかりとした足取りで上手に登っていました!

レイ君のお父さんのレン君もこの通り!
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タイミングが合えば、この写真のように登っているところが
見られるかもしれません。
特に9:30~10:00頃、11:30~12:00頃が狙い目です
(この時間に必ず見られるわけではありません。予めご了承ください)。
是非チェックしてみてくださいね。


レッサーパンダ担当 おの

by omutazoo | 2019-01-27 15:37 | スタッフの日常

マンドリル舎に...

みなさん、こんにちは!
2018年最後の日の今日、動物園ではマンドリル展示場に
単管パイプで足場を組みました。

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寝室の上部空間を有効利用することを目的としているものなのですが、
はじめから寝室に設置すると、突然現れた構造物に驚いて
寝室に入らなくなってしまうかもしれないので、
ひとまず展示場に設置して様子を見ることにしました。

動物たちの反応はというと、

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リルとルル。気にして見ています。
観察中は触れませんでしたが、あとで確認したところ、
パイプとパイプの間に通した消防ホースの上に置いていた
サツマイモがなくなっていたので、どうやら触れることはできたようです。

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次にガブ。展示場に出るや一目散に単管パイプに向かいました。

今回は、この構造物に慣れてもらうことを優先したので、これから少しずつ改良して、
休息場所や遊び場として使ってもらえるよう工夫していきます。

さて、今年も今日で終わりですね!
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

サル班 えざき

by omutazoo | 2018-12-31 17:24 | 大牟田市動物園
みなさん、こんにちは。
年の瀬がだんだんと迫ってきましたね。
クリスマスも近づき、ご家族やご友人にたくさんのプレゼントを
ご用意されている方も多いことと存じます。

当園には以前より、「なかなか大牟田まで行けないけど、
大牟田の動物たちになにかしたい!」というご要望が
寄せられていました。
そこで今回、このようなご要望にお応えできる仕組みを
ひとつ始めさせて頂けることになりました。

それが、Amazonほしいものリストです。

Amazonほしいものリストのしくみはこんなかんじです。

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① 当園のAmazonほしいものリスト上の商品をお客様がご購入。
② お客様がご購入くださった商品を動物園にお届け。
③ 動物たちの環境エンリッチメントに使用。


現在掲載している商品について、どの動物のどのような環境エンリッチメントに
使用されるのかを以下にまとめます。

  1. プラスチックドラム缶
    対象種:マンドリル
    使用方法:フィーダー(穴を空けて、中に餌を入れて上から吊るす)。

  2. ひんやりアルミボード
    対象種:モルモット、ウサギ
    使用方法:床材の選択ができるようにする、夏場の熱中症対策にも有効。

  3. エコボトル・ミニ
    対象種:モルモット、ウサギ
    使用方法: 給水位置や高さを変更することにより、飼育環境にバラエティを与える。

  4. たまごカプセル
    対象種:モルモット
    使用方法:フィーダー(カプセルに穴をあけて、中に餌を入れ上から吊るす)。

いづれも、動物の生活の質の向上を目的として使用致しますが、
消耗品のため、設置後すぐに壊れてしまう可能性もございます。
そのため、いただきました全てのプレゼントのご報告が
難しい場合もございます。
何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い致します。
※当園は市営の動物園ですので、この企画も市の了承をいただいています。

当園の動物福祉の取り組みへの暖かいご支援を、何卒よろしくお願い致します。


広報担当 とみさわ

by omutazoo | 2018-12-18 10:42 | 取り組み
こんにちは!
ライオン班の伴です。

今日は、以前このブログで紹介した駆除された動物をライオンたちに与える取り組みの続きのお話です。

以前紹介したブログはこちらからご覧いただけます。
『ライオンたちにイノシシをプレゼント?! Wild meǽt Zoo(ワイルド ミート ズー)始動!』
https://omutazoo.exblog.jp/29547122/


さてさて、前回はイノシシをほぼそのままライオンたちに与えました。
今回はイノシシの『骨』を与えたお話です。

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糸島ジビエ研究所の方からサンプルとしていただいたイノシシの骨。


この骨を殺菌するために鍋でゆでました。
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肉のいい香りが漂います!

しっかり処理されたイノシシのお肉はぜんっぜん臭くないんです!
この匂いはきっとライオンたちにもたまらないはず!
早速あげてみると・・・

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イノシシの骨を咥えたライオンのリラ。

咥えたまま走ることもありましたが、興奮はすぐに冷めたのか、ポトリ…。


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イノシシの骨を囓るトラのホワイティ。

お気に召したのか、両前肢で押さえながら「バキバキッ!」と快音を立てていました!

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イノシシの骨を囓るキツネのわらび。

前肢で押さえ込みながら、わずかに残った肉を器用にはぎ取りました!


ちなみに雄ライオンのあさひは、一本「パキッ」と食べたものの、それ以降はほとんど無反応。
ハクビシンのハッチも反応はいまいちだったようです。

以前シカの骨を与えたときとは反応が違っていて面白いですね!

以前、シカの骨を与えたときの様子はこちらからご覧いただけます。
『ライオンたちとシカの骨』
https://omutazoo.exblog.jp/26914168/


骨を与えることで、カルシウムを補給したり、顎を鍛えたり、新しい刺激が増えたり…。
メリットはいっぱいあります。
また、利用されることが少ないイノシシの骨の動物園での有効利用が期待されています。
もちろん一頭一頭反応は様々。
与え方などを工夫して今後も活用していきたいと思います。


ライオン班 ばん



・Wild meǽt Zoo フェイスブック
https://www.facebook.com/Wild-me%C7%BDt-Zoo-235443356997744/

・糸島ジビエ研究所 ホームページ
http://gibierlab.jp/about/

・糸島ジビエ研究所 Facebook
https://www.facebook.com/gibierlab/

by omutazoo | 2018-06-30 17:42 | 取り組み
※このブログにはイノシシの屠体の画像が含まれます。あらかじめご了承のうえご覧ください。


皆さんこんにちは!
ライオン班の伴です。
今回のブログはちょっと長めですが、動物園が様々な機関や人々と繋がって、新たな領域を開拓する興味深い内容となっていますので、是非最後までお付き合いください。

以前このブログで紹介した獣害駆除されたシカを動物園のライオンたちに与え、より活き活きとした生活が送れるようにするための試み、「ヤクシカZOOプロジェクト」を覚えていますか?

・ヤクシカZOOプロジェクトの過去のブログ
ライオンたちとシカの骨
http://omutazoo.exblog.jp/26914168/
ヤクシカZOOプロジェクト 第2弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27374281/
ヤクシカZOOプロジェクト 第3弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27833538/


獣害問題はとても深刻で、特に福岡県は単位面積当たりの被害額がワースト1位になるほどです。
そこで、ヤクシカZOOプロジェクトをより発展させていくために、新たな団体を作りました。
その名も・・・
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非営利団体「Wild meǽt Zoo」(ワイルド ミート ズー)!!


団体名には「野生(wild)と動物園(zoo)が獣肉(meat)を通じて出会い(meet)動物園の新しい価値を創造しながら地域とつながってゆく。」との想いが込められています。



さてさて、今回はこの「Wild meǽt Zoo」に関連したお話です。

6月4日午前。
九州大学リーディング大学院「持続可能な社会を拓く決断科学プログラム」のセミナー「ヤクシカZOOプロジェクトからWild meǽt Zooへ ~地域における獣害問題と動物園の動物福祉をつなぐ新たな実践活動~」に参加しました。
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低温殺菌処理について説明する細谷先生。

ここでは、Wild meǽt Zooの理事でもある九州大学の細谷先生からのレクチャーの後、大学院生たちと活発な討論が行われました。



6月4日午後。
イノシシやシカなどの食肉処理加工を行っている「浮嶽くじらセンター」(福岡県糸島市)を見学させてもらいました。
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センターの外観。
イノシシの肉は「山鯨(やまくじら)」とも呼ばれます。

ここでは、Wild meǽt Zooの理事でもある「糸島ジビエ研究所」代表の西村さんに捕獲から加工までのレクチャーを受けました。
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熱心に説明する西村さん。

技術的な話だけではなく、「自然から命を頂く」という想いがひしひしと伝わってきました。



6月5日午前。
この日は実際にライオンとトラに初めて与える日です。
低温殺菌処理*を施し、感染症のリスクを少なくするために頭部と内臓は除去した糸島産のイノシシを用意しました。
*低温殺菌処理とは低温での加熱殺菌のことで、ウイルスなどの感染症を予防し、肉質の変化や毛の抜け落ちが少なくなります。

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約4kgのイノシシ。

小型のイノシシは食肉には不向きで、あまり利用されていません。
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事前の説明を行う、Wild meǽt Zooの代表でもある科学コミュニケーターの大渕さん。

獣害問題と動物園の動物福祉を来園者と一緒に考えるために必要な説明です。




気になる動物たちの反応は・・・
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雄ライオンのあさひ。
毛皮に苦戦?したようでしたが、上手に前足で押さえて引きちぎる様子が観察されました。


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雌ライオンのリラ。
咥えて走ったり、爪を立てて引っ張ったり、興奮しっぱなしのご様子。


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雌トラのホワイティ。
奥歯を使って骨までバキッ!と。リラックスした様子で、黙々と食べ進めていました。


3頭とも夕方にはほとんど完食し、普段の餌では見られない行動やじっくり時間をかけて食べる様子が観察されました。

さらに、九州大学の御田先生と九州大学の大学院生の方々のご協力のもと、この給餌の様子をご見学された方を対象にアンケート調査を行いました。
アンケートには授業の一環で訪れた専門学校の方々にご協力頂きました。

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アンケート調査の結果を眺める大学院生の方々。
おおむね好意的に受け止めていただけたようです。


今回の経験を踏まえて、今後も獣害駆除された動物たちを有効に活用し、動物園の動物たちのよりよい生活を考えていきます。
また、皆さんにこういった取り組みを積極的にお伝えし、一緒に動物と人の関係を考えていきたいと思います。


今回のブログはいかがでしたか?
動物園では様々な機関や人々と協力しながら、動物園の内外の課題に積極的に取り組んでいきます。
Wild meǽt Zooの活動もそのうちの一つです。
動物園には様々な機関や人々が繋がる場として、まだまだ秘められた可能性がありそうですね!
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当日集まったWild meǽt Zooのメンバーたち。

ライオン班 ばん



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by omutazoo | 2018-06-10 14:37 | 取り組み
2017.5.3 と 11.21 のブログにも書きましたが、
現在、大牟田市動物園と三池工業高校の共同で、自動給餌器の製作を行っています。
続報が気になっていた方もいるのではないでしょうか!?
以前のブログでは試作品1号が完成し、ラマの展示場に設置した報告をさせていただきました。
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このまま使っていたのですが、やはり試作品。
いろいろ使っていくうちに、
「ここはもっとこうしたほうがいいな」とか、
「バッテリーの消費が激しいな」など、課題がでてきました。
(実際に使ってみないとわからないことがたくさんあります。そのための試作品です。)
そこで!
そういった課題を三池工業高校の先生と生徒たちに相談しておりました。
そして2月9日に、試作品2号が納入されました!!
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1号では、単三乾電池を16本使用してモーターを動かしていたのですが、
実際に使ってみると、2週間ほどで電池が切れてしまいました。
このペースだと、単純計算で1ヵ月で32本。1年で384本!!
1日に1本以上使う計算です。 Oh...。
これでは全然エコロジーじゃない!!!
ということで、2号はソーラーパネルを導入しました。
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太陽光で発電しているので、乾電池の使用はゼロ!!
使用済みの乾電池を捨てる必要もないのでゴミも出ません!!
これを、ラマ舎の展示場に設置しています。
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お客様からも見える位置ということで、看板も設置しました!
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これを今後使用していき、またいくつかの課題がでてくると思います。
それは、モーターの問題かもしれませんし、
自動給餌器の下に設置しているフィーダー(餌が出てくる入れ物)の問題かもしれません。
ラマたちも、最初は使ってくれるかもしれませんが、
日が経つにつれてどんどん使わなくなってしまうかもしれません(涙)。
人間だって毎日同じことばかりをしてたら、
最初は楽しかったことでもどんどん飽きていってしまいますよね?
動物も一緒です。
今回は、三池工業高校の生徒たちにこのような素晴らしいものを作ってもらいましたが、
毎日使うものですので、やはり工夫が必要になってきます。
その工夫は、動物たちが毎日どんな風に過ごしているのか、
フィーダーだったら、それを何分ぐらい使ってくれているのか。
もし使ってくれていないのならば、なにが問題で、どうすればその問題を解決できるのか。
そういったことを考えながら使っていかなければ、とってももったいないです。
今回の納入でこのプロジェクトも一区切りがつき、これを作ってくれた生徒たちも3月で卒業です。
(生徒のみなさん、本当におつかれさまでした!!)
今後もいろいろと工夫して、よりよいものにしていくつもりですので、
続報をおたのしみに!!
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(先日の雪の日のラマのかすみちゃんです。)


P.S
4月号の広報おおむたに、生徒たちのインタビューが掲載される予定です。
大牟田市民の方は、ぜひご覧ください!


ラマ担当 おの

by omutazoo | 2018-02-12 14:20 | 取り組み
あけましておめでとうございます!
ライオン班のばんです。


今年は戌年ですね。
大牟田市動物園にイヌはいませんが、今回はイヌのように穴掘りをする、ある『意外な動物』のお話です。

イヌは穴掘りがとても得意な動物です。
私の愛犬、故プルピーもモグラの穴に鼻先を突っ込んでは、せっせと掘っていました。
掘る行動はイヌ以外にも、クマやイノシシ、ウマなど様々な動物が行います。
皆さんが知っているあの動物も・・・
そう!あの『ライオン』も例外ではないのです!


ライオンについて書かれたある本を読んでいたところ、
「ライオンが3時間もイヌのように穴を掘り続けた。」
とあるではないですか!

また、幸運なある動物園の飼育員さんは、実際に穴を掘るライオンをケニアで見たそうです(羨ましい!)。
他にも、TVやインターネットでもライオンが穴を掘る姿を見ることができます。

ではなぜ野生のライオンは穴を掘るのでしょう?
それは、穴に潜むツチブタやイボイノシシを捕まえるためです。
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ツチブタ(※ブタではありません)
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イボイノシシ

ネコの仲間が穴を掘るのはとても珍しいことです。
動物園のライオンたちが、もっとイキイキと暮らせるように、穴掘り行動を引き出したい!
そして、ライオンの知られざる穴掘り行動を皆さんに知ってほしい!
そんな想いで開発したのがこちら、
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その名も『穴掘りボックス』!

使い方は簡単。
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この箱には蓋がついています。
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この蓋からソーセージの皮(食べても安全)で結んだお肉を入れ、吊るします。
吊るすことで、お肉に砂が付きにくくなります。
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箱の入り口を砂で塞ぎます。

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完成!
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あとはライオンが入り口の砂を掘って…

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お肉をゲット!

実際に当園のライオンたちに使ってみると…
中々穴を掘らず、箱の臭いを嗅いだり、噛みついたりするばかり…。

当園のライオン2頭(オスのあさひとメスのリラ)は生まれも育ちも動物園。
今まで穴を掘っている姿は見たことがありません。

入口の砂を無くした状態で使ってみたり、徐々に入り口の砂の量を増やしたり、少しずつ使い方に慣れてもらいました。
そして最近は…

見ました?すごいでしょ!
野生のライオンの様に、上手に穴掘りをするようになりました!

奮闘の様子は、KBC九州朝日放送の朝の情報番組『アサデス。』の『ガマダセ動物園』のコーナーでも取り上げてもらいました!
飼育員たちの挑戦!穴を掘るライオン その1
http://www.kbc.co.jp/movie/index.html?id=5799
飼育員たちの挑戦!穴を掘るライオン その2
http://www.kbc.co.jp/movie/?id=5800


穴掘りボックスは不定期で使っています。
見られるチャンスが高いのは『ライオンの肉探しタイム(土日祝日の15:45~)』のときです。
※動物の体調等により予告なく変更、中止する場合があります。


動物園で穴を掘るライオンが見られるのは、世界的にも珍しいと思います。
動物園でイキイキと穴を掘るライオンの姿を見て、ライオンの知られざる能力をぜひ感じてください。

いつの日か、私も野生のライオンが穴を掘るたくましい姿を見てみたいものです!


ライオン班 ばん

by omutazoo | 2018-01-08 14:11 | 動物
※このブログには、シカの解体に関する写真が解体所の許可を得て掲載されています。予めご了承ください。


こんにちは!
ライオン班のばんです。
駆除されたヤクシカをライオンたちに与えるヤクシカZOOプロジェクト、皆さん覚えていますか?

ヤクシカZOOプロジェクトの過去のブログ
ライオンたちとシカの骨
http://omutazoo.exblog.jp/26914168/
ヤクシカZOOプロジェクト 第2弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27374281/
ヤクシカZOOプロジェクト 第3弾!
http://omutazoo.exblog.jp/27833538/


今回はこのプロジェクトについて、より多くの方々にも知っていただき、今後の活動のヒントを得るために、屋久島で行われた『屋久島学ソサエティ』でポスター発表を行いました。

屋久島学ソサエティについて
http://yakushimaology.org/introduction/
発表したポスターは動物園のホームページからご覧いただけます。
http://www.omutazoo.org/databox/171208-11.pdf

発表は、大学などの研究者や行政の方、島のガイドさんなど、たくさんの方々が見てくださいました。
最も多かったのは、
「この活動を続けて、ヤクシカをもっと有効活用してほしい。期待しています。」
との声でした。
他にも技術的なアドバイスなど、今後の活動に繋がるヒントばかりでした。

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ヤクシカZOOプロジェクトメンバー
左から、細谷先生(九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター)、田川さん(元ヤクニク屋)、私、大渕さん(科学コミュニケータ―)。



大会以外にも、実際に野生のヤクシカを見に行きました。
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ヤクシカ発見!
ヤクニホンザル(屋久島に分布するニホンザルの亜種)が落とした葉を食べていました。
餌付けされていない野生のシカやサルを、これほど間近で見ることが出来る場所はほとんどありません。
(※10m以上離れたところから静かに観察しましょう。餌は絶対にあげてはいけません。)



他にも、ヤクシカを提供してくださった『ヤクニク屋』さんを見学しました。

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ヤクニク屋さんの外観。

見学した日にちょうどシカが捕獲され、貴重な解体作業も見学させていただきました。
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解体の様子:苦手な方に配慮して写真を小さくしています。
ヤクニク屋さんの許可を得て掲載しています。


動物園でただお肉を利用するのではなく、駆除される動物の野生の姿や、お肉になるまでの過程などを自分の目で見て、そこで暮らす方々と話をすることは、正確な情報を発信していく上でも、自分たちの行っている活動の意味を考える上でも、非常に重要なことです。

駆除された動物に罪はありません。
駆除された動物を可能な限り活用できる方法を模索し、動物園を通じてできることをこれからも真剣に考え続けていきます。
ヤクシカZOOプロジェクトの更なる発展にご期待ください。
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ヤクシカZOOプロジェクトのロゴ


ライオン班 ばん



・ヤクニク屋さん ホームぺージ
http://yakunikuya.com/about/profile
・ヤクニク屋さん FaceBook
https://ja-jp.facebook.com/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AF%E5%B1%8B-516574865095622/
・九州大学決断科学プログラム ホームページ
http://ketsudan.kyushu-u.ac.jp/
・九州大学決断科学プログラム FaceBook
https://ja-jp.facebook.com/ketsudankagaku?fref=ts
・科学コミュニケータ― 大渕希郷さん ホームページ
http://www.sky.sannet.ne.jp/masato-oh/

by omutazoo | 2017-12-25 18:18 | 取り組み
先日のブログにあったように現在ツキノワグマ「ツッキー」の展示場の改造を行っています。
今回は第二弾、木登り丸太を設置しました。

『建築/デザイン murata』の村田さんにおいでいただき、完成したものが写真右の垂直に建った丸太です。
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ツキノワグマは木登りが得意で、木に登って実のなった枝を前肢で手繰り寄せて折り、食べ終わった枝をお尻の下に敷きます。
こうやってできたものをクマ棚と呼びます。

ということで、木登り行動を再現するべく村田さんの協力のもと作成に至りました。

また、コンクリートの床では爪がなかなか削れないため、丸太を多く設置し爪をかけることで自然と削れることも期待しています。
爪がどれだけ削れているかを知るために、現在は爪の長さも定期的に測って記録しています。

まだ上まで登ってる姿は確認できていませんが、登ってくれる工夫をしながら観察していくつもりです。
「ツッキー」の暮らしが豊かになるように取り組んでいきます。
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担当 むらくき

by omutazoo | 2017-12-14 17:36 | 動物

動物園のスタッフ達の日常をあれやこれや、、、


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